決められた、約束。
敷かれたレール。
自分の未来は、この与えられた人生を過ごし、歳を重ねていくのだと
疑いもせず思っていた。
けれど、そんな『道』が、色を変え、形を変えた瞬間の訪れ。
予告もなく、振り被った、その出来事。
切っ掛けは、母の死。
心から愛していた、大好きだった、母。
優しいひとだった。
いつも、穏やかに微笑んでいる、白い可憐な、花のようなひとだった。
母を失って、わが身を動かしたこと。
守らなければ…。
唯、唯一、そのことだけが頭を占めていた。
自分が在る世界を。
延いては、同じ場所に住まう、同胞たちを…。
俺は、自らの意思で、軍に志願、入隊をした。
その頃の俺にとって、『守る』事とは、これしか手段がなかったからに他ならない。
第一次の戦争が終わりを告げ、カガリの誘いを享受するまま、オーブの地に足を留め、四年。
月日の流れの速さに、郷愁が蘇るときがある。
ふと、過去の己を振り返る。
若さ故に、抑えられない熱を抱え、その熱さを解放できない日々があった。
もどかしい思いも、やるせない気持ちすら持余していた、昔。
過去の自分は、なんて青かったのだろう、と苦笑を零す。
そして、今更思う。
『戦う』ということが、銃を手にすることだけで解決し得ないという事。
それを教えてくれたのは、桃色の髪をたなびかせた、天空の女神と、地を守りし、大地母神の申し子。
金糸の髪、金の瞳。
誰をも魅了する、力強い、志。
ひとは、言葉を持ち得る、唯一の動物。
なら、その言葉を持って、心を通わせることが必ずできる。
カガリは、いつもそう俺に言ってくれた。
彼女が居てくれたから、俺は生まれ変わることができた。












『 扉の向こうへ… 』












「私は、お前と結婚するぞッ!!」
詰り過ぎた、仕事の合間の息抜きに、カガリを散歩に連れだした。
少しでも、気持ちを軽くしてやりたくて、座り込んで話していたら、突然カガリが
すくっと立ち上がり、アスランと相対した。
平原のど真ん中で、仁王立ち。
足を踏ん張って、彼を指差し、大声で宣言する。
座り込んだまま、アスランは驚いた視線で、カガリの顔を見上げ、直ぐに一笑した。
「突然、どうしたんだ?逆プロポーズなんて、酔狂過ぎだよ、カガリ」
「ふざけて云ってるわけじゃないッ! 私は至極真面目だッ!」
嬉しいのに、素直な気持ちを吐き出すことが出来ず、アスランは俯く。
今は、オーブ軍の准将という地位に在りながら、アスランには何処か、影が付き纏っているような
不可思議な空気が絡まりつくときがある。
乱暴に、彼女は、再び腰を草原に落とす。
「カガリと結婚できるのは、俺にとっては夢だけど… まだ、戦後の傷が完全に癒えていない
この現状で、俺の名は、君の足枷にしかならない。」
「お前と、お父さんは、別々の人間だッ!」
意気んで、彼女は声を荒げる。
「戦犯である、父の名、『ザラ』の姓は、俺たちが考えているほど軽くはない。」
「だったら! お父さんが作ってしまった悪路を、お前が白く塗り替えればイイだろッ!
証明してみろ!自分自身でッ!」
「…カガリ」
「もっと、前向きになれ。なんでも、そうやって型枠に嵌めこむの、お前の悪い癖だ。」
つん、とそっぽを向いて、カガリは僅かな憤りを露にする。
「もう、止めろよ。そうやって、いつまでお父さんの影に怯えているんだ?」
少し俯き、カガリは寂しそうな視線で、ちらりとアスランの顔を見遣った。
怯える?
俺が…?
アスランは、思いもしなかったカガリの言葉に瞠目する。
そして、振り返る。
意識はしていなくても、どこかに存在した、父の姿。
幼い頃は、大きく、太刀打ちするどころか、跳ね返されそうな、背中だった。
自分自身の存在すら、否定されているのかと感じるときもあった。
僅かな溝は、ときを隔てる毎に、広がり、修復どころか、塞ぐことすらままならなくなっていた、
4年前の、あの時。
苦しさ、息苦しさだけが、目の前にあった。
「お前は、充分苦しんだ。だから、もう、自分を解放してやっても良いんじゃないか?」
嗚呼…。
どうして、いつも、いつでも、カガリは、自分が欲しい言葉をくれるのだろうか。
「…ありがとう、カガリ」
本当に嬉しくて…
涙がでそうなくらい、感謝できる。
そんな彼女の爆弾発言を実現する日は、思いも寄らず、直ぐに現実となる。
「では、本日の議題はこれで全て終わりだな?」
週の始め、行政府内閣議室で行われる、定例会議の場で、カガリはテーブルに着いている、
各首長を見渡した。
セイラン家、トキノ家、マシマ家、キオウ家、そして、それらを纏める長としての役目を
負うのは、アスハ家当主、カガリ。
「これにて、会議を終了するが、その前にひとつ、私から話しがある。今少し、皆には時間を
貰いたいのだが、よろしいか?」
各首長たちは、カガリの言に了承の意を示した。
席を立ち、カガリは、出入り口の扉を開くと、廊下に控えていたアスランを室内に呼び寄せた。
ざわり、と室内の空気が蠢く。
深く一礼をし、アスランは礼儀正しく挨拶をする。
カガリの導きに従い、アスランは彼女の横に立つ。
「皆も知っている顔だと思うが、彼は現オーブ軍准将位に在る、アスラン・ザラだ」
席に着いたままの、首長たちはそれぞれが怪訝な面持ちで、隣同士顔を見合わせる。
「この場で、私は皆に宣言したい。ユウナ・ロマ・セイランとの婚約は、現時点をもって
解消、私は、このザラ准将と新たに婚約、結婚をしたいと考えている」
ざわめいていた、室内は、更に騒がしくなる。
そして、カガリの宣言に、輪を掛けて驚いた顔を作ったのは、セイラン親子だった。
「な、なにを云っているんだ!カガリッ!!」
気色ばんだ裏返った声をあげ、ユウナは自席を蹴り上げん勢いで立ち上がる。
怒りを混ぜた血の昇った真っ赤な顔をし、ユウナはカガリを睨み遣る。
そんなユウナを一瞥し、カガリは視線を各首長たちに向けた。
「皆もそれなりに知っていることだと思う。勿論、彼の過去も。だが、ザラ准将の軍での今の功績は、
充分にオーブの盾となっていることも把握していると思う。」
一呼吸置いて、カガリは力強い意思の灯った視線で、首長たちを見遣った。
「そこで、皆に問いたい。私との婚姻が意味あるものだと云うなら、私はザラ准将との結婚こそ、
意味があるものと思う。この件に関し、なにか云いたいことがあれば、聞こう。」
遠慮もなく、言葉を紡ぐカガリをきつく睨んだまま、ユウナは身を震わせる。
こんな公の場で。
屈辱以外のなにものでもない行為は、彼のプライドを著しく傷つけているのだ。
カガリも、ユウナの心情をわかっている。
わかっていてやっている。
彼との決別に決着をつけるには、これしか方法がなかったから。
首長のひとりである、マシマが挙手をし、カガリに進言した。
「わたくしは、カガリ様の言に賛同します」
どよっと、場の空気が動き、一斉に注視を集める。
「現段階、プラントの議長は、ラクス・クライン嬢に移り、我が国との関係も友好かつ、親愛なもの。
それを考えれば、むしろプラント出身である、ザラ殿の方がカガリ様に相応しいのでは、とわたくしは
考えます。」
「しかし、ザラ准将は、あのパトリック・ザラの子息ではありませんか!」
首長当主、キオウが声を荒げて反論をした。
「確かに、その事実を曲げることは出来ませんが、親の罪が子にまで及ぶというのは、考え的に錯誤では
ありませんか?」
冷静な口調で、トキノが言葉を零す。
休む間なく、トキノは意見を続けた。
「それに、准将は、父親の罪を雪ぐほどの活躍をしてくれたではありませんか。オーブを“メサイア”の
脅威から守ったのは、彼であるのをお忘れか?」
止めの進言に、場が静まりかえる。
「わたくしは、カガリ様と准将のご婚姻を推奨する。むしろ、この繋がりこそ、プラントとの橋渡しになると
考えます」
トキノは、淀みのない声音で発言をし、カガリの顔を見遣った。
カガリは、他の意見も求める視線を配る。
一度は、反論の言葉をあげたが、僅かに得心したのか、キオウも緩々と賛同の手をあげた。
「確かに、トキノ殿がおっしゃることは、真。僭越ながら、わたくしも賛成させていただく」
「ありがとう、皆。」
微笑み、カガリは最後に残った、セイラン親子を見遣った。
「セイラン家以外は、全て賛同をしてくれた。改めて云うが、ユウナ、元々貴方との婚約自体、私の預かり
知らぬことだったことを云っておきたい。亡き父ウズミからもなにも聞かされてはいなかったし、そもそも
私自身が承服していない婚約など、始めから無効だったのだと承知してもらいたい。」
わなわなと震える身体で、ユウナは怒りを露にした。
それでも、カガリの言葉に反論する術を見出せず、救いと助けを求め、父親のウナトの顔を見た。
セイラン家は、連合寄りの一族。
第二次の戦争が終結しても尚、まだ力を温存し、怪しい動きを繰り返す連合に依存している、セイラン家。
それを、快く思っていない首長たちが居る、というのをカガリの発言に乗る形ではあったが、この場で
証明することとなったのだ。
苦し紛れに、ユウナは皮肉を吐きだした。
「こんな、宇宙の化け物と云われる、コーディネイターと結婚なんて、君は気でも触れたのかい?
カガリッ!」
「今の言葉、訂正しろッ!アスランは、化け物なんかじゃないッ!私たちナチュラルと同じ人間だッ!
お前が、コーディネイターを差別するのは勝手だが、アスランを侮辱するのは、私が許さないッ!!」
「僕は、君を愛しているんだ、カガリッ!」
「虫唾が走ること云うなッ! 散々、自分の身勝手で私を振り回しておきながら、今更!」
ユウナとカガリの、激しい言い争いを中断するように、アスランがカガリの右腕を強く握った。
その刺激に我にかえり、カガリは視線をアスランに向ける。
こんな言い争いをすること自体が、無為なのだと、アスランは視線でカガリを諌める。
セイラン家が、より権力を誇示する為、アスハの名だけを欲していることは、誰の目からみても歴然としていた。
だから、でっちあげだろうがなんだろうが、纏まってしまえば、こっちのもの、と周りを言い包めて
きたのは、間違いなく、セイラン父子だった。
立場を失って、ウナトは、ユウナを促すと、気分が悪いと言葉を吐き捨て、ユウナを伴い閣議室を出ていく。
セイラン親子が出ていった室内は、水を打ったかのように静けさを取り戻した。
冷静さを取り戻し、カガリは首長たちに謝罪の言葉を紡ぐ。
「見苦しい処を見せてしまったな、皆。」
「いえ、むしろ、こんなに勇ましいカガリ様を見られ、わたくしは爽快でしたよ」
からかいを含んで、苦笑を零したのは、始めに賛同の意見を述べたマシマだ。
驚き、瞠目し、カガリはマシマの顔を見た。
「戦争が終結し、それでもまだ残存する連合と肩を並べるなど、そちらの方が愚の骨頂。今まで、カガリ様
の云いたいことはわかっておりましたが、急速に力をつけてきたセイランに対するには、私たちに勇気が
なかっただけのことです。結束と云われるなら、我々首長家こそが同じ方向を向くことの方が理に適って
いると私は思います。」
「…マシマ」
「それに、若い力を守り立てていくのは、年寄りの役目でもありますから」
笑い、マシマは言葉を発した。
「幼い、屈託のない、貴女様を知っている我々が、貴女を守りたいのです」
マシマの言葉に頷き、トキノとキオウも優しい笑みを零した。
こほん、とひとつ咳払いをして、マシマはアスランの顔を見遣った。
「ところでザラ准将、私たちの娘同然であるカガリ様には、幸せにすると誓っていただけるので?」
「当然ですッ!」
認められたことの嬉しさに加算して、アスランは確約の声をあげる。
「その言葉が聴ければ充分です。では、各々方、閣議は終了してるので、我々も退室しましょうか?」
その、マシマの掛け声に、残った首長たちも室内をあとにしていく。
閣議室には、アスランとカガリだけが残される。
小さく息をつき、アスランは頭を小さく掻く。
「まったく、軍の方に、『なんでもイイから、行政府に来い!』なんてカガリが云うから、自分の仕事中座して
来れば、…これだ。 予告くらいしておいてくれよ。俺にだって心の準備くらい与えてくれてもいいんじゃないか?」
僅かに嫌を含み、アスランは軽くカガリを睨む。
「ごめん、ごめん」
苦笑し、カガリはアスランを見遣る。
「でも、今日を逃したら、ずるずる延びてしまいそうで嫌だったんだ」
小さく笑って、アスランは言葉を紡ぐ。
「けど、あの日の息抜きの時間の話しがこんな展開になるなんて。俺にとっては、喜ぶべき事柄だけどな」
可笑しそうに、アスランはくすくす笑う。
刹那。
カガリは、ぽすんと音をたて、アスランの逞しい胸に自分の顔を押し遣った。
「…カガリ?」
「…お前には、責任とってもらわないといけないからな。」
「責任?」
はて? と思いながら、アスランはカガリの肩に手を置き、空を仰ぐ。
責任なんて言葉、持ち出されたら、余りにも思い当たることが多過ぎて、どの『責任』をとらなくてはいけないのか、
アスランにはわからなかったのだ。
「お前には、私のヴァージンをやった。…こう見えても、私、結構昔気質なんだ。…だから、初めに捧げた相手だけに
生涯捧げ尽くしたいだけだ。」
「…カガリ」
嬉過ぎて、綻んだ顔で腕のなかの彼女を見下ろす。
「…それにな、私の身体は、お前にしか反応しない癖を付けられてしまったし。…今更、他の男に身を任せるなんて、
…考えたくもない。 …私が欲しいのは、お前だけだ、…アスラン」
今日は、なんて劇的な言葉を盛り沢山で聞ける日なのだろう。
嬉しさレベルのゲージが振り切れんばかりの勢いで、アスランはカガリの小柄な肢体を抱き締める。
「く、苦しい〜!…い、息が出来な…いぃ〜」
カガリの苦痛の声に、アスランは我にかえり、ようやっと腕の力を緩める。
「ご、ごめん…」
軽い咳き込みで、苦痛を逃がし、カガリは右手で軽くアスランの身体を押し遣って難を逃れる。
彼女との右腕だけの、距離。
その、僅かな距離ですら、もどかしさを感じずにはいられない。
「しかし、こうなってしまったからには、私たちも色々と覚悟が必要になるな?」
「うん。」
困る、という風体よりも、かかって来いと云わんばかりに、ふたりは苦笑を浮かべる。
このまま、赤っ恥をかかされたままで、あのセイラン親子が引き下がるとは到底思えない。
「次の議会は荒れるぞ。」
辟易した溜息をつきつつ、カガリは逞しい顔つきで笑いとばす。
「なにかあれば、俺も駆けつけるから連絡くれよ。」
「ありがとう。」
アスランの援護も確保し、カガリは嬉しげに微笑む。
「あ!そうだ!」
突然なにかを思い出した、というような仕草で惚けたアスランの表情に、カガリは首を傾げる。
そっと、彼女の耳元に顔を寄せ、アスランは囁く。
「いつものホテル、部屋とってあるから、ちゃんと今夜、来てよね?」
「うえっ!?」
今にも顔から火を噴出しそうな勢いで、カガリの顔が朱に染まった。
顔を離して、アスランはごちるように言葉を零す。
「…やっぱり、忘れていたんだ、俺との一週間前の約束。」
「い、一週間前!?? 約束って、なんの話しだッ!?」
泡を喰って、カガリはあたふたと慌てふためく。
「なんだかわからなかったけど、カガリが大虎になって、すごく泥酔して潰れたの、本当に覚えてないの?」
しれっとして、アスランは呆れた口調で彼女に告げる。
そう云えば、確かに一週間前、アスランを誘って、飲みには出かけた。
出かけたまでは、微かに覚えているが…
…その後、どうなったんだっけ? と、カガリは必死に頭のなかを整理しようと試みた。
「酔ってる君に、手出すほど、俺、鬼畜じゃないし〜」
「…記憶がない」
「あの時は、酔っ払ってどうしようもないから、夜はそのまま屋敷に送っていたんだよ? で、その日の
“メイク ラブ” 延期したの、君だろ?」
「……」
虚ろに覚えはある。
断片的だったが…
だが、あまりにも曖昧過ぎて、繋ぎ目が合わさらない。
真っ赤になったり、青ざめたり、カガリの顔色は山の天気並みに面白いくらい変わった。
「取り敢えず、結婚のことに関しては、一段落はしたから、今度はカガリが責任とる番だな?」
実に、愉快という表情でアスランはにっこり微笑む。
「…う、うん」
苦しげに顔を引き攣らせ、カガリは俯く。
拙い。
非常に、これは拙い。
一度、夜の秘め事をキャンセルしたのなら… いくら、酔っていたとはいえ、その反動は考えただけで
…怖い。
「…あ、あ、あのな!アスラン!」
「なに?」
笑んだまま、アスランはカガリの顔を見遣った。
「…そ、そのな? …頼むから、腰が立たなくなるまでとかは、…勘弁してくれよな?」
カガリの赤面しながらも、僅かに怯えた顔つきを見て、アスランは一瞬だけ目を見開き、直ぐに破顔する。
そしてまた、顔を彼女の耳元に寄せ、囁いた。
「わかってるって、そんなの。 カガリは、俺の未来の奥さんなんだから、壊さない程度にはセーブするさ」
ぼん!と音をたて、カガリの赤面しきった顔が破裂音をあげた。
こんな耳元で。
アスランの艶めいた、この声で…
…耳元。
殺人的な行為にノックアウトを喰らい、カガリは床にへたり込んでしまう。
そんな彼女の姿態に、アスランは首を捻るばかり。
「カガリ?」
同じ背丈に合わせ、アスランはしゃがんで、彼女の顔を見詰める。
ふと、あげた視線のなかで、ばちっと目線が重なった。
金と翠。
身体に力が入らなくて、カガリは上半身ごと、アスランに凭れ掛かった。
「…馬鹿。 …濡れちゃったじゃないか。 …責任とれ」
再び、抱き込んだ彼女の身体に顔を嬉しそうに摺り寄せ、アスランは囁いた。
「了解。」























※さて、今回は無事に当サイトも30万打という大台を迎えられ、急遽お礼も兼ね、
書き下ろしのお話を短いですが書いてみました。
本編「運命」では、自分の意見すら言うことを塞がれ、反論すら許されず、セイランの
云いなりだったカガリに、ぜひ一発かまし返しさせたくて、そんな気持ちで書いた内容です。
ま、詰りは、カガリにユウナを思いっきり拒絶させたい、というのが根底のお話です!
「私の旦那になる男は、アスランだけだッ!」ていうことがちゃんとカガリに言わせられて、
ある意味、個人的にすっきりいたしました。
こちらの話しは、当座、トップでのフリー配布といたします。任意ですが、お持ち帰りの
際は、一言報告いただければ嬉しいです。
そして、このページで合わせ、日々サイトに足を運んで下さる、大勢の方々にも
御礼申し上げます。
今後も引き続き、サイト共々、ウチのアスカガを可愛がっていただければなによりです。
ありがとうございました!(感謝)







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