《 セットアップ 》

さて、今回、こちらのページを設けましたのは、拍手等々にて、当サイトの目玉作品である、
「翼」シリーズの背景についてのご指摘が複数に及んだため、講読をしていただく前の、予備
知識も含め、マイ設定ではありますが、混乱を避けることも兼ね、設置いたしました。
まず、オリキャラで登場している、イズミの故国、「スカンジナビア王国」についてですが、
個人的に若干、「スカンジナビア王国」で調べた処、地図上では、北欧にスカンジナビア半島
という場所がございます。 確かに、場所の位置としては北欧なのですが、オーブ同様、
SEEDでの世界観でのみ、実在する架空の国である、ということがわかりました。
これがわかる以前、書き手の自分のイメージばかりが先行してしまった結果、「王国」という
言葉の響きを優先してしまいました。種、運命本編では、名前しかでてこない国のイメージ
(知識として、オーブかアスハ家とは親交が深いくらいしか知りません)が沸かず勝手に
印象つけをしてしまい、北欧イコール、「ブルーベリー」「バイキング」程度の貧困な
イメージしかでてこず、勉強不足も加味し、文字という媒体が故に、誰しもが連想でき
るイメージを考えた結果、安直ではありますが、「王国」という国柄で、アラビア風のイメージ
で物語を進行していくということに設定しました。「千夜一夜物語」のような風景なら、
どなたも一度は、話くらいは訊き齧ったことはあるだろう、という単純な発想です。あとは、
オイシイ部分だけ、あっちこっちから引っ張ってきた結果なので、色々な国の風習とか
がごちゃまぜになっています。
とにかく、なにをおいても、ぱっと思い浮ぶ風景を意識したものが、話の核になっております。
そして、なによりメインで動いているキャラたちのアクが強いので、それに負けない、インパクト
を重要視したものをが必要だったのです。
本文に関してはフィクションということで楽しんでいただければ、と考えます。
当初、この「翼」シリーズを執筆し始めた時は、アスカガの子供として登場させた、ミューズが
これほど、シリーズ化になる成長を遂げるとは考えもせず、ただ単純思考で、アスカガ
の子供なら、唯のひとはあるまいな〜という発想から、「軍人」、しかも「パイロット」という
設定も、深くは考えず、カッコイイじゃん、くらいの感覚でした。
頭のなかでお話が膨らむなか、気がつけば、何時の間にか、人口増加過密状態になって
いき、アスカガに孫までできてしまう事態は、想定外もいいところでしたが、話を書けば書く
ほど、著者の自分が面白がっていることが発覚! 他様にない、違う家族像を描きたい、と
いう思いは留まることを知らず、はっとなった時には、既にウチのアスカガは孫三人持ち、
という状態になっておりました。;; 表のみならず、裏作品としても掘り下げた結果、その
構築度は密度を増し、現在に至ります。 先にも書きましたが、あくまでもフィクションであり
純粋な感覚で、楽しんでいただければ、それで充分ですので、細かい部分は目を瞑って
いただければ幸いかと思います。(^-^ )


下記↓は、「翼」シリーズに登場する、キャラの紹介です。


アスラン・ザラ
本編、「翼」シリーズ、ザラ家の大黒柱。 ミューズの実父。 一見、優男。 ほんわり、もの優しい
雰囲気ではあるが、内面はわりに頑固で、融通が効かない一面もある。 ネガティブにどん底に
なると「篭城」という必殺技を使って家族を困らせる、困ったちゃん。
いい加減、熟年ではあるが、生来の童顔からか、20歳の頃から外見に変化なし。
今でも妻、カガリとはラブラブ状態。首長の立場である、愛妻を支える政務補佐官という
役職についている、縁の下の力持ち的な立場。 カガリを公私に渡り、分け隔てなくサポート
している。もっとも頼りになる、存在。 カガリとは19歳の年に結婚。ミューズは彼が24歳の時
に授かった。もとザフトの軍人という経歴があり、現役は退いているものの、いざとなれば、
第一線にでていくことも躊躇わない。 愛機は“インフィニットジャスティス”。ミューズにくれと
おねだりされたこともあったが、流石にそれは拒否をした、というお話もあり。

カガリ・アスハ・ザラ
アスランの妻。 オーブ連合首長国の現元首。五大首長家、アスハ家の長。ミューズの実母。 
アスランとの出会いは16歳。 
結婚は、彼女が20歳の時で、カガリの方が5ヶ月年上の姉さん女房。元気が取り得と、明るく家の
なかを支える、ムードメイカー的役割を担っている。 ナチュラル、コーディネイターとの人種差別
意識はまったくなし。共に一緒に生きられる道を常に模索、共存推進を強く望み、実現してきた
共和主義者。 旦那一筋は筋金入り。 趣味が体力作りのせいか、こちらも20歳の頃から外見
に変化なし。黙っていれば、誰もおばさんとは思わない容姿を維持している。

ミューズ・アスハ・ザラ
アスランとカガリの愛娘、ザラ家長女。母譲りの金髪と、父譲りの翠の瞳を持つ。本編、
「翼」シリーズの主役。中学卒業後、士官学校に進学、職業軍人を志す。パイロットを志望し、
卒業後は、士官として空母「アマテラス」の乗務員となる。階級はオーブ海軍二尉。
母譲りの外見通り、気性も母親似の、アウトドアタイプの元気な女の子。
愛機は、オーブ海軍の主力機“ムラサメ”。
機体がモビルスーツ形態になった時、左肩口に「波を従えた白獅子」のエンブレムを刻んでいる
特徴ある機体を駆っている。
父親をダシに、勝負を持ち掛け、母カガリから、祖父ウズミの遺産、“アカツキ”をも貰い受ける。
コーディネイターの父と、ナチュラルの母を持つ、ハーフであるせいか、本人も自覚していない
隠れた能力が突発的にでることもある。19歳で、熱烈プロポーズに根負けし、現在は夫となった
イズミとの間に既成事実先行で子供を作ってしまい、両親を驚かせた。軍歴は、今は予備役扱い
になっている。主婦業の傍ら、国の将来の後継者として、猛勉強中。

イズミ・アスハ・ザラ
ミューズの夫。ザラ家の婿様。スカンジナビア王国、国王一族、ドゥジャイル家の六男。 10歳の
時、ミューズに一目惚れし、その想いを抱いたまま、再会を果たす。ミューズが19歳の時、熱烈
プロポーズでアタック、見事成就。成就ついでに、ミューズを孕ませてしまう、というとんでもない
ことをやらかしてしまう。王家の複雑なお家事情で、バツイチ歴あり。
過去、スカンジナビア王国軍空軍大佐という地位を有していたが、ミューズと結婚後は、
オーブ海軍に移籍、経歴をスライドさせ、オーブ海軍一佐に。ミューズ同様、海軍主力機、
“ムラサメ”のパイロットを務める。現在は、ミューズ共々、未来の後継者補佐を目指し、
日々、勉強に励んでいる最中。
元王子という身分でも、決して家柄などの優位を鼻に掛けず、常に民衆よりの庶民派な
王子様で国民に絶大な人気を誇っていた。
大らかな性格で、明るく、くよくよしないプラス思考の持ち主。ミューズとは当然、相思相愛で、
良い意味、彼女の良きパートナーとなっている。(現在進行形) 年若いながらも、三人の子供
の父親。長女、サクラを筆頭に、双子の男の子、ツルギ、ヒビキをミューズとの間に儲ける。
ディアナ・アスハ・ザラ アスランとカガリの次女。 ミューズの妹。 一時は、実姉ミューズを追い軍人を目指したが、
17歳の時、突然、軍を退き、スカンジナビアに留学をしてしまう。 
父、アスラン似の容姿を持ちながら、長年大人しい良い子のレッテルを剥ぎ取り、突飛な行動にで、
周囲を驚かせる。
実父の嘆きを構うことなく、嫁ぐことをいきなり宣言してしまう。現在はスカンジナビア王国在住。
イズミの実兄にあたる、五男クトレの第二夫人となる。

サクラ・アスハ・ザラ
ミューズとイズミの愛娘。既成事実でできてしまい、できちゃった婚の原因になった。;;
物語の進行上、現在は二歳になったばかりだが、女の子のせいか、口が達者なおしゃまさん。
瞳の色は、ミューズとイズミの両方の色を受け継ぎ、翠と水色の瞳を持つ、オッドアイが特徴。
金髪。 下には二卵性の双子の弟たちがいる。 姉気質ばりばりで、よく面倒を見てくれる、
可愛い盛り。アスランとカガリのことを「パパ、ママ」と呼び、実の両親を「ダディ、マミィ」と呼ぶ。
区別はしているが、アスランたちのことを「おじいちゃん、おばあちゃん」の認識では見てはいない。
意図的にアスランに洗脳されているが、本人に自覚なし。

ツルギ・アスハ・ザラ(兄)
※正面から見て、左側
ヒビキ・アスハ・ザラ(弟)
※正面から見て、右側
ミューズとイズミの、二番目に儲けた、二卵性の双子の男の子たち。(現時点生後半年) 
女系家系が長かった、ザラ家、初の男児誕生に、アスランが一番喜んだ、という逸話がある。
両方とも、金髪だが、隔世遺伝で、アスランの紺髪を一房持つ、という変わった容姿。
キラ・ヤマト カガリの実弟。ミューズの叔父で、アスランとは幼馴染。 おっとりした外見のわりには、時々
辛辣な言葉をさらりと吐くので、アスランにとっては、若干天敵風味な部分あり。
ラクスとは、秘密婚で公表はしていない。 伝説の機体と言われる“ストライクフリーダム”
のパイロットだったが、今はのんびり、一般市民で生活を送っている。念のために付け加える
と、パソコンに長けてるという能力を駆使し、在宅ワーカーである。家にいるからといって、決して
ニートではないのがミソ。かなりの高給取りという噂もちらほら。
ラクス・クライン キラの妻。オーブとプラントを行き来し、今も現役“歌姫”をやっている。
優しく優美な姫体質なれど、ポイントを鋭く指摘するなど、観察眼に優れている。 同じ同性
として、カガリの良き相談相手であり、心を許した親友でもある。



上記紹介は、(07’)での、物語上での、キャラ紹介なので、内容文が変更される可能性がございます。
取り急ぎ、講読の目安にしていただければ幸いです。(o^<^)o